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サイトウ シンによる製作日記 完成写真、日記は親サイト"Witching Hour"にて。 リンクよりどうぞ。

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マジックスカルプについて

現在、マーシィドッグは型入れ中。
ライジングトータスは表面処理中ってことで、
UPして面白い写真もないんで、
材料について書かせていただきます。

以前、「粘土、パテ材料について」として
各種粘土材料に関して使用感などを書きましたが、
その中で現在メイン材料として使用している、
マジックスカルプに関しても記載しております。

その後もマジックスカルプを使う中で
当時(といっても最近ですが・・・)感じていた不満などの対策もできていますので
ご紹介です。

不満として
1、盛り足し時の食いつきが悪い
2、やすり詰まりを起こしやすい
あとは一般的に言われる
3、硬化が遅い
などが不満点かと思います。

1について

食いつきの悪さは
盛り足し部にシンナーを塗布することで
改善できます。
ただし、シンナーの塗布量、乾燥度にもよりますが、
液体に触れることで、パテが軟化し、
形状出しが困難になることもあります。
スカルピーばりの硬度、使用感を求めるには
このヌル付きはいまいちな要因。
(もちろん、それを利用して傷埋め時にパテをすり込むなんてこともできますが・・・)

で、シンナーを使わずに食いつきを良くする方法ですが、
強制硬化させることで改善できます。
正確に言いますと、熱を加えて、若干軟化させたのちに
硬化させる。
※方法は後述

2について

これは以前の記事でも書いていますが、
完全硬化させることで、改善できます。
というより完全効果していないうちに加工しようとしちゃう自分が悪い・・・
とはいえ、硬化の遅いマジックスカルプですと、
完全硬化を見誤ることも、ままあります。
印象ですが、外気温などの要因で硬化時間のムラが大きい材料のように感じます。

3について

これは焼くことで対策できます。
エポキシパテというのは
熱硬化性樹脂です。熱エネルギーを与えることで
硬化します。
少々めんどくさい話ですが、
エポキシパテは2液性の熱硬化性エポキシにあたり、
硬化剤を混ぜ合わせることで、外気温+反応熱で硬化します。
反応熱っていうのは硬化剤を混ぜたことによる、
化学反応熱です。
大量にエポキシパテを混ぜ合わせたときに熱を持つのはこの反応によるものです。
余談ですが、高速硬化の金属用エポパテなんかだと、
大量に練り合わせると手っで持てないくらいの反応熱を発します。

上記の硬化要因である外気温を作為的に高温にすることで
硬化を早めることができるのです。

で、1,2対策ともかぶるのですが、
どうすればいいのかというと、
オーブンレンジで100度10分焼いたのちオーブン庫内で5分放置で、
完全硬化させることができます。

この100度という温度がキモでして
この温度域であれば、プラモ(ポリスチレン)やおもちゃ(ABS)などの材料を
熱変形させることが少ないので、
盛り足した状態でオーブンに入れることができます。
ちなみにスカルピーも熱を加えることで硬化しますが、
硬化温度域(130~140度)の違いから、
同様にプラモ材料に盛り足しての焼きは困難です。

また、10分というのも微妙でして、
熱エネルギーは与える時間によっても材料への影響は当然変わりますので、
それ以上ですと変形要因になったり、
それ以下ですと未硬化だったりします。

オーブンに入れ、加熱し始めますと
エポパテはまず、若干の軟化をします。
それにより、被盛り足し材料によりしっかりと貼りつき、
硬化後の食いつきがUPします。
加熱終了直後(10分経過)ではまだ硬化していません。
この段階で若干ならモールド追加も可能です。
・・かなり熱いですが。
加熱後、オーブン内で5分放置することで、
余熱で硬化していきます。
十分に熱が加わっていることから、
ここで一気に硬化するようです。

こうして完全硬化までの時間が約15分という
スカルピーばりの硬化時間が得られるのです。

ちなみに加熱はオーブンレンジで
余熱なしで焼きます。
トースターですと、温度域が安定せず(高すぎ)、
焼き上げても、パテ内の空気が膨張し、
硬質スポンジのようになってしまいます。


以上、マジックスカルプの焼きについて
書いてみました。
こうなるとマジックスカルプって最高です。
エポパもいいうわさ結構聞くんですが、
マジックスカルプで不満を感じていないんで、
まだ未確認です。
マジックスカルプがなくなったら試してみようかと・・
たぶんあと1年はもちますが。

heavy roatation "handful of beauty" shakti with john mclaughlin


  1. 2009/03/21(土) 17:42:50|
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